2006年08月20日
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ワンフェスは1年に2回の節目になるイベントか・Winder Festival 2006 Summer

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日はワンフェスに行ってきました。

 単なる見物人として行ってきたわけですが、それでも自分に取って1年に2回の節目になるイベントかも……という気がしました。

ふと思うこと §

 最近、本屋に行くとよくフィギュア付き書籍などが置いてありますが、欲しいと思うものはありません。題材の好き嫌いという以前に、出来が悪すぎ。本来、こういういい加減なアイテムから脱却するためにガレージ・キットのようなファン造形の世界が成立したような気がしますが、時代は逆行しているような感じがあります。

 しかし、ワンフェスの会場を歩いていると、少なくともまともな水準のアイテムが並んでいて、少しホッとさせられます。(まあ、その水準の是非に対する異論はありえますが)

 そういう意味で、ワンフェスは自分にとって行ってホッとする場所なのかも。

スケールモデル・ディーラー §

 しかし、フィギュアなどはほとんど見ておらず、熱心に見たのはスケールモデル・ディーラーばかり。いや本当に、こちらのジャンルは見応えがあります。

 1/144 キ-83のキットは、欲しかったと思いました。まあ、父へのお土産になるわけですが。売り切れだったので買えずに敗退。作例は、アメリカのマークが入った(つまり終戦後にテスト飛行に使われた状態と推定)、なかなか良いムードのものだったので残念。

ドネル・ケバブ §

 昼飯にドネル・ケバブを食べようと思ったら、作ってる男の手際が悪く、なかなか列が進みません。それどころか、プロパンガスのボンベを持ってうろうろし始めて、「こりゃダメだ……」と思って列から離脱。しょうがないので、ビッグサイト通路側のセルフサービスのレストランで、ありきたりの昼食を取りました。

 ちなみに、ドネル・ケバブの屋台が出ている場所は、コスプレの撮影場所でもあるので、いろいろとコスプレイヤーが目に入りました。常識的に言えばかなりハッとする人達がいて、免疫がない人には桃源郷に見えるかもしれない……と思いながら、実はあまり見ていませんでした (汗。

戦利品 §

SWEET COLOR 1/144スケール用 零戦・基本色セット §

 オーストラリア・ダーウィンに現存する零戦21型を現地取材して採色した灰緑色と、迷彩用の暗緑色のセット(2本ずつ入り)だそうです。基本的に父へのお土産。

ワンダちゃんLoves(ハート)エヴァンゲリオン §

 ワンフェス会場限定(?)の公式アイテム。

 財布が少し暖かかったのと、デザインセンス的に悪くないと事前に思っていたのと、売り場に列が無かった(実際に買うときは前に2人ほどいた)という理由で1セット購入。

 とはいえ、ちょっと安っぽかったかな。

 まあ、1セット2500円=1体1250円なので、この値段でより以上を要求するのも酷かな。

 ちなみに、デザインは吉崎観音、原型は大嶋優木です。

サナギさんセット (ディーラー、いっしょにね!) §

 知り合いのディーラーの新作。3体セット。

 しょうがないので、原作コミックを買いに神保町経由で帰る羽目に (笑。

帰宅経路 §

 行きはいつも通りりんかい線で国際展示場駅へ。

 帰りは、ゆりかもめの豊洲延長が終わっているので、試しに有明から乗って豊洲に出てみました。豊洲から有楽町線で有楽町へ。そこから三田線に乗り換えて神保町。そして、書泉グランデへ。

 いや~、本当に足を限界まで酷使した感じです。